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VOCなどの化学物質が原因となるシックハウス症候群の予防から対策まで


 

目次



 


【シックハウス症候群で死に至る・・・???


なんと中国国内では年間220万人が、屋内の空気汚染に関連した健康問題で死亡していると言われています。そのうちの半数は5歳以下の子ども。中国では屋外の大気汚染がひどいが、報告書によると、室内空気の汚染の度合いはその大気汚染と比較しても5~10倍高い場合が多いそう。

危険性の高い汚染物質にはVOC、ホルムアルデヒドやベンゼン、アンモニア、ラドンなどが含まれ、中でも危険性の高いホルムアルデヒドは、中国では建材や新品家具に含まれていることが多く、数年間かけて屋内に放出される可能性があるといいます。たかが身体に悪い物質、と軽視しがちですが、このように死に直結する場合もあります。

今回は放っておくと怖い・・・住宅におけるシックハウス症候群について、起こる原因・ケースから予防、対策までを紹介します!




【シックハウス症候群とは?】


シックハウス症候群とは住居やビルの建設、家具製造の際に利用される接着剤や塗料などに含まれるホルムアルデヒド等の有機溶剤、木材を昆虫やシロアリなどの生物からの食害から守る防腐剤等から発生する揮発性有機化合物(VOC)によって引き起こされる症状です。また、VOCなどの化学物質だけではなく、カビや微生物による空気汚染も原因となります。

長時間の室内滞在やによる換気不足でも症状を悪化させる場合があります。


頭痛

シックハウス症候群を引き起こす原因物質

【VOC揮発性有機化合物とは?】


シックハウス症候群の要因となるものは揮発性有機化合物(VOC)と呼ばれます。

VOC(Volatile Organic Compounds)の略称で呼びます。

VOCは主に住宅の建材に含まれるものの他にも様々な成分があり、主なものだけでも200種類はあります。

塗料や接着剤、インクなどに含まれる溶剤やガソリンから揮発してくるトルエンやキシレン、金属や機器の洗浄に使われるトリクレン(トリクロロエチレン)、塩化メチレン(ジクロロメタン)などはその代表的な成分です。

このように、VOCは、塗装、建設工事、印刷、脱脂洗浄や自動車への給油など、住宅の建材以外にも様々なところから排出されます。

【ホルムアルデヒドとは?】


ホルムアルデヒドとは、揮発性有機化合物で、シックハウス症候群の原因となる室内空気汚染源の1つとされています。

合板などの製造に使われる接着剤や塗料などに含まれ、ホルマリンの一種で、空中に放散し、多量に吸い込むとアレルギーや中毒を起こす恐れがあります。

他の揮発性有機化合物(VOC)よりも沸点が低く揮発性が高いため、高揮発性有機化合物(VVOC)に指定されており、特に危険な物質として知られます。



【シックハウス症候群の主な症状】

  • …頭痛、めまい、イライラする、集中力がなくなる、認知機能の変化

  • …くしゃみが出る、鼻がムズムズする、鼻づまり、鼻血が出る、アレルギー症状

  • のど…イガイガする、空咳、咳が止まらない

  • 皮膚…乾燥、かゆみ、アトピー性皮膚炎の悪化、じんましん、赤い発疹

  • …チカチカする、疲れ目、視力の低下

  • 心臓…不整脈、胸の圧迫感、不安感

  • 呼吸器…息切れ、ゼーゼーする呼吸、ぜんそくの悪化、咳

  • 消化器…腹痛、下痢、便秘、食欲不振

  • その他…倦怠感、疲労感、うつ症状、冷え、こむらがえり



【シックハウス症候群の発生原因】


シックハウス症候群の主な原因の一つであるホルムアルデヒド含む化学物質は、

身近なところは住宅の内装、家具やフローリングなどの接着剤や建材に多く使われています。床の下地材などにも使われることも多く、目に見えないこともあり、シックをハウス症候群を疑うことが難しいです。他にも発生原因を考えると、

  • 室内空気中の化学物質(VOCやホルムアルデヒドなど)

  • カビやダニ、ペットのアレルゲンなどのアレルゲン物質

  • 空気中の微粒子(PM2.5など)

  • 換気不足や湿気

  • 室内のダストや有害物質の蓄積

などが考えられます。




【シックハウス症候群を防ぐセルフチェックリスト】

家族にアレルギー患者やアトピー患者がいますか。

家族に化学物質に過敏な人がいますか。

​③

日頃から窓を開けて換気する習慣がありますか。

湯沸器やガスコンロ等を使用しているときは、換気扇を常時稼働していますか。

設置されている換気システムは常に稼働していますか。また、定期的に清掃をしていますか。

洗面所等の換気扇は、常に稼働するようにしていますか。

冷暖房時には、換気扇を稼働したり、窓を開けたりして換気していますか

掃除機の紙パックは、防菌、防虫剤が含まれている物を使用しないようにしていますか。

エアコンやクーラーの清掃は、定期的にしていますか。

タンス、押入の防虫剤は、種類、用量を確認して使用していますか。

室内で殺虫剤を使用しないようにしていますか。

室内で芳香剤を使用しないようにしていますか。

床ワックスをあまり使用しないようにし、使用した時には、十分に換気していますか。

​⑭

化粧品や香水等を使用した後は、十分に換気していますか。

​⑮

趣味等で薬品(シンナー、塗料、接着剤等)を室内で使用しないようにしていますか。


めまい



【シックハウス症候群の予防策】

  • 適切な換気を行う(窓を開ける、空気清浄機を使用するなど)

  • 室内の湿度を管理する(加湿や除湿を行う)

  • VOCなどの化学物質を含む製品の使用を避ける

  • 定期的な掃除とダストの除去を行う

  • 室内でのタバコの喫煙を避ける

  • 健康的な生活習慣を維持する(バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠など)

  • 24時間換気システムを導入する


快適な部屋

【新築・リフォーム時にできるシックハウス症候群対策】


●新築時:

新築住宅においては、建材から放散される化学物質や換気の不足などがシックハウス症候群の症状を引き起こす要因となります。壁紙の接着に使用された溶剤などから放出されるVOCは、初期段階では特に濃度が高く、室内空気の質を悪化させる可能性があります。

また、新築住宅では窓の密閉が行われることもあります。これは周囲の環境からのホコリや虫の侵入を防ぐための対策ですが、同時に換気の機会を制限する要因となります。さらに、新築時には室内を清潔に保ちたいという意識が高まり、換気の頻度が低下する傾向があります。

その結果、新築住宅ではVOCやその他の化学物質が室内に蓄積しやすくなり、シックハウス症候群の症状が現れやすくなります。



●リフォーム時:

  1. 空間の遮断: 増改築部分と既存の居住部分を空間的に遮断し、工事中に発生する化学物質やホコリが居住部分に流入しないようにします。防塵シートや仮設壁などを使用して区切ることで、居住空間の保護を図ります。

  2. 工事時の化学物質の最小化: 工事で使用する建材や塗料などは、事前に生産されたものを選び、現場での塗装や接着作業を減らします。これにより、VOCなどの化学物質の放散を最小限に抑えることができます。

  3. 安全な保存剤や防サビ剤の使用: 木材用の保存剤や防サビ剤などが必要な場合は、安全性の高いものを選ぶようにします。可能な限り低VOCの製品や環境に配慮した素材を使用することが重要です。なるべく天然の木材を選ぶのも良いでしょう。

  4. 換気装置の利用: 工事中の部屋に換気装置がある場合は、常に稼働させて室内の空気を外部に排気します。これにより、工事によって発生した化学物質や粉塵を迅速に排出し、室内環境を改善します。

  5. 十分な換気と通風: リフォームが完了した部屋に居住する前に、十分な時間を置いて換気と通風を行います。窓を開けて新鮮な空気を取り入れ、室内の空気を入れ替えることが重要です。

  6. 説明とアドバイスの受け取り: リフォーム業者から、行われた工事や使用された材料、注意点などについての詳細な説明を受けましょう。住居完成後は居住するまでに時間をおいて、十分な換気を心掛けましょう。


シックハウス症候群対策


【おすすめのシックハウス症候群対策】


シックハウス症候群を気を付けていても未然に防ぐことは難しいですが、後からの対策として原因物質を抑制・除去する事も可能です。

吸引式(フィルター式)の空気清浄機では取り除くことが難しいとされているシックハウス症候群の要因ともなる揮発性有機化合物(VOC)ですが、

イオンクラスター搭載の放出式空気清浄機を使用すると、原因物質に吸着して抑制・除去する事が可能です。他にもナノレベルのウイルスや細菌も抑制・除去する事が可能です。

特に新築の家やビルの場合、きつく建材の臭いも感じられるときがあります。そんな時にも効果を感じられます。


また、原因物質の量にもよりますがVentiイオンクラスターを使用後、1、2時間~で原因物質の減少の効果が見られます。

最近は健康意識の高まりからシックハウス症候群の対策をする工務店様、テナント様、ホテル様、個人様宅でも購入検討される方が増えてきています。

【まとめ】


今回はシックハウス症候群の予防から対策までを紹介していきました。原因となる物質はVOCやホルムアルデヒドなどの化学物質。予防策は、適切な換気、湿度管理、化学物質を避けるなどが挙げられます。新築・リフォームの際は換気装置を利用し、安全な材料を選ぶ。

未然に防げない場合やシックハウス症候群の症状で困っている方には、イオンクラスター搭載の放出式空気清浄機による対策もおすすめです。

シックハウス症候群の注意と対策を実践し、健康な室内環境を保ちましょう。


「VOCなどの化学物質が原因となるシックハウス症候群の予防から対策まで」

について、他にも臭いのこと、感染対策等でお困りの方は是非お気軽にお問い合わせお待ちしております^^

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【お客様からの感想】



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